1年をとおして安定した価格で購入できる豆苗。エンドウ系の新芽を収穫するため、じつは春が旬なんだそうです。

スーパーなどで出回っている多くは水耕栽培ですが、やっぱり旬の時期に食べるとおいしく感じます。水につけておけば再び収穫できるので、コスパ面でも優秀ですよね。

今回は時短レシピが得意な管理栄養士で野菜ソムリエでもあるhiroさんに、旬の豆苗の1番おいしい食べ方を紹介していただきました。

豆苗とちくわのマスタードマヨ和え

安定した価格なのに抜群の栄養をもつ豆苗を使ったレシピです。

豆苗の独特の味わいにピリッとしたマスタードがよく合う!ちくわも入れて食べ応えもしっかりあるので、おつまみにもぴったりです。

キッチンはさみでもつくることができるので、洗い物を減らしたいときにも。

作り方

[材料]2〜3人分
・豆苗 1パック
・ちくわ 1〜2本
・マヨネーズ 大さじ1〜1/2
・マスタード 小さじ1~1/2

[下準備]
・ちくわは厚さをそろえて輪切りにしておく
・豆苗は洗って水気を切ったら、根元部分をカットする

1.耐熱容器にカットしたちくわ、豆苗を入れてふんわりラップをかけて600Wで2〜3分加熱して取り出し、出てきた水分をキッチンペーパーでしっかりふきとるか、ザルに上げて水気を切る
※豆苗がしんなりするまでが目安

2.さっと混ぜてあら熱をとり、マスタードとマヨネーズを入れてよく和える
※マスタード、マヨネーズの量は加減する

[ポイント]
・豆苗から出た水分をしっかり切ることで水っぽくならず、味がしっかりからみます
・出てきた水分をスープなどに活用すると、溶けだした栄養もいただけます
・熱いうちにマヨネーズを加えると分離するので、あら熱が取れてから和えるようにしましょう

[保存]
・冷蔵→3〜4日

豆苗ってこんな野菜

水につけておけば再収穫も楽しめるコスパ抜群の豆苗。価格も安定していて、キッチンのグリーンとしても重宝しますよね。

エンドウに似た香りがあり、加熱するとシャキシャキとした食感も楽しめます。

しかも新芽ということでちょっと頼りない見た目な野菜ではありますが、葉の先端だけをつみ取る手間もあるため、中国では高級品とされています。

また、ビタミンCやカルシウムなどの栄養もたっぷりいただけるのがうれしいですよね。

旬の野菜を食べよう

スーパーに行けばいつでも欲しい野菜を購入することができるからこそ、旬の食材を選ぶことでメニューが決まりやすくなります。

旬の食材は通常よりも安く購入することができたり、栄養素がアップするなどうれしいことばかり。

旬のおいしさをしっかり堪能しながら毎日のごはんづくりを楽しんでいきましょう。

■執筆/hiroさん…管理栄養士、野菜ソムリエの資格を活かした旬の食材を使った簡単レシピや業務スーパーの冷凍食材を使ったアレンジレシピが得意。現在は、ホットケーキミックスを使った簡単スイーツレシピを紹介中。

編集/サンキュ!編集部

※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。