リフトアップして大きく太いタイヤを履き、金属製ガードを追加して無骨さを強調するのが〝4WDのカスタム〟といったスタイルに多くの人が囚われ固執していた頃から、センス溢れるデザインと高い技術力からなる抜群なフィッティングのボディキットやオリジナルホイールを展開してきたのが、『ELFORD(エルフォード)』。ローダウン&エアロSUVという既存のそれと全く異なるスタイルは、とにかくスタイリッシュさを追求していた。その後自動車メーカーが純正オプションでエアロパーツを設定していることを考えると、4WD・SUVカスタムにおいて、新たな可能性を切り開いたパイオニアといえよう。
 以来、30年近くにわたってエアロパーツやそこで培った技術を活かし、軽さを追求したボンネットや前後バンパーなど、様々な車種のオリジナルパーツをラインアップしているが、そんなエルフォード製品の中でも特徴的なのが、アンダーウイングと呼ばれるアイテムだ。これは純正エアロパーツに追加する〝アドオン〟スタイルのエアロ。純正オプションでカスタムしてみたが次第に物足りなくなってしまったり、同じ仕様のクルマとの遭遇も多い…といった悩みを抱えるユーザーに向けた提案なのだ。

LEXUS LX600 ELFORD [EXTENTION STYLE]

エルフォードではレクサス・LX600のモデリスタ製品にアドオン装着するエアロパーツを2023年から販売開始。さらに東京オートサロン2024に出展した今回のデモカーには、今後発売予定の新作アイテムを追加。まさに〝エルフォード流LX600〟と呼ぶべきスタイルに磨きをかけている。
 足もとには24インチのセレスティアルを履くが、これもデザインの美しさだけでなく、バネ下重量に配慮した軽量さを追求した逸品。他にもエアロパーツとのマッチングが素晴らしい、左右4本出しマフラーを設定するなど、純正エアロ仕様を無駄にせず、より個性を引き出していることが分かる。
モデリスタエアロの下に装着されているのが、いわゆるリップタイプのアドオンエアロとなるフロントアンダーウイングだ。モデリスタエアロを延長して重厚感を強調するデザインを採用。車高を低く見せる効果があり、LX600における新しいスタイルを構築できる。
リヤウイングを大型化すべく純正ウイングの上に追加。またゲートスポイラーも近日発売予定。一方でリヤスカートのサイドには、フロントアンダーウイングと同コンセプトのリアスカートエクステンションを追加。LX600にふさわしいハイクオリティな仕上がりで、さりげなく個性を主張できる。
純正のサイドステップに被せるだけで、エレガントさを演出できるサイドステップエクステンション。ステップ天面を見せつつ、側面をエアロ形状とすることで、クルマ全体のまとまり感をアップ。全身で流麗なフォルムを強調するためには装着はマスト!
LX600のモデリスタエアロ中央部に追加するリアディフューザーが誕生!エルフォードの4本出しマフラーの開口部にディフューザーをアドオンすることで、よりスポーティなシルエットを実現。フロントのアンダーウイングなどと比較すると、コンパクトなエアロパーツだがその存在感は強く、まさにLX600に推奨のアイテム。
今回のデモカーのマフラーは迫力のある左右4本出しマフラータイプXを装着。このスクエアテールのほかに、オーバルテールのタイプWもラインアップ。モデリスタエアロ装着車用だけでなく、標準ボディ用マフラーも存在し、全LX600オーナーが低音の効いたサウンドとレスポンスの良いマフラーチューンを楽しむことができる。車検対応品。

ブラッシュアップ

セミグロスブラック/ダイヤモンドカットリム

インスポークが描く軽快感や疾走感……それは決して見た目だけではない。エルフォードのセレスティアルは24インチにもかかわらず、タイヤにパラダを組み合わせた時の重量が純正タイヤ&ホイールとほぼ同じという軽さが美点! つまりブレーキ性能の低下もなく、大口径ホイールを堪能できるということ。さらに特許技術のアンチエアリークシステム機構も備える。

ELFORD XTREME Jeep WRANGLER JL 4Door/2Door

 ジープ・ラングラーJLのカスタムパーツも人気で、USパーツを装着することでヘビーデューティに陥りがちな同車に向けて、日本パーツの品質と〝ライトウエイト〟というテーマを掲げて、ジープに求められるタフさやワイルドな魅力を損なうことなく、独自のラングラーを極めている。
 これまでのエアロパーツ製作で培った技術とデザイン力を活かし、スタイルアップと軽さを重視するファイバー製品を中心にJLラングラー用パーツを展開。オーバーフェンダーや軽量ボンネットはエルフォードの十八番ともいえるアイテムだが、特筆すべきはフロントのエクストリームバンパーやアンダープレート。一見スチール製の重厚さやエクストリームな雰囲気を感じさせるが、素材はFRP。キャンプに使う程度で街乗りがほとんど、回頭性をスポイルしたくないユーザーにはジープらしいスタイルを純国産品質で享受できてオススメである。
 一方エルフォードがJLラングラーのカスタムテーマに掲げる〝軽量化〟をさらに推し進めることのできるスムージングパネルは、スマートなリアビューの構築にも最適。ちなみにサイドステップ以外のエクステリアパーツは2ドア/4ドア問わず装着可能だ。

エルフォードが展開する左右4本出しのウルトラパフォーマンスマフラーは、スポーティな形状とレスポンスで車検適合。安心してカスタムできるパーツの提供もまたエルフォードの真骨頂。上の車両が装着するブラック仕様も無骨でカッコイイ!

5つのLEDランプでアメリカンな雰囲気を演出できるルーフマーカーランプや、エンジンルーム内の冷却効果も期待できる軽量ボンネットなども、JLラングラーオーナーにオススメ。

まるで金属製のような、エッジの効いたデザインのエクストリームバンパーを筆頭に(純正ソナーやフォグが移植可能)、装着してもヘッドライトのロービームを移設の必要がない25㎜ワイドフェンダー、後席部分だけ下げることで乗降性に配慮したサイドステップなど、日本のメーカー発だからこそのJeepカスタムが楽しめる。
  • エルフォード by 株式会社メイワ
  • 所在地 : 埼玉県越谷市東越谷7‐12‐8 
  • 電話 : 048-966-3551
  • 営業時間 : 9:00〜18:00(平日) 
  • 定休日 : 土・日曜・祝日
  • URL :  https://www.elford.co.jp

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