青森県十和田市の奥入瀬渓流の歩道で、倒れた木や落ちた枝などにより危険な状態になっていないかを調べる安全点検が行われました。

8日は、県や環境省、十和田市など関係5団体から17人が参加し、石ケ戸休憩所から焼山までの奥入瀬渓流歩道5キロほどを歩いて、安全点検をしていきました。

調査では、枯れたりして倒木の恐れがあると判断された木を「処理木」、今後とも引き続き注意していくべきとした木を「監視木」として、それぞれ目印のリボンを結んでいきました。

また、樹木医の岩瀬直樹さんが木づちで幹をたたき、健康状態を確認していきました。

【樹木医 岩瀬直樹さん】
「大勢の観光客、お客さんが訪れる所ですので、とにかく調査の方は確実にやっていきたいと考えています」

「安全点検調査」は、9日と10日も行われ、子ノ口から焼山までの奥入瀬渓流歩道、およそ14キロを調査し終える予定です。