【WWE】SMACKDOWN（4月26日・日本時間27日／シンシナティ）

　123キロ超の“暴走”女子レスラーが移籍当日に来襲。ドラフト指名の興奮冷めやらぬタイミングで即乱入し、王者含むレスラー2人をいとも簡単に襲撃したひと幕に驚きと期待の声があがった。

【映像】“女アンドレ”圧巻パワーでKO、狂気の襲撃シーン

　WWEドラフトで『RAW』から『SMACKDOWN』への移籍が発表されたばかりのナイア・ジャックスが、ナオミ対ティファニー・ストラットンのWWE女子王座挑戦者決定戦に乱入。ゲストで放送席に座った王者ベイリーとナオミをボコボコにKOする衝撃デビューを飾った。

　リング上でナオミとティファニーの好勝負が繰り広げられるなか、場外にカメラが切り替わると王者ベイリーがフェンスに叩きつけられる衝撃の展開に。

　先ほどドラフトで指名されたばかりのナイアの余りにも早い登場にファンも「ええええｗ」「ナイア仕事が速い」「ゴジラが暴れています」と大盛りあがり。

　ナイアは、ベイリーをテーブルに叩きつけ倒れている相手にサッカーボールキックとやりたい放題、リング上のナオミも救出に駆けつけるが、鉄柱に叩きつけられてダウンし、ここで試合はノーコンテストになる。

　解説の堀江ガンツ氏が「とんでないのが来ちゃいましたね…」とコメントした通り、『RAW』では、タイトルに恵まれなかったものの女子王者のベッキー・リンチを完膚なきまでにブチのめし、欠場中の元王者リア・リプリーと互角に戦った歴戦の強者。その無双ぶりから「女アンドレ」の異名で恐れられている。

　ナイアは、フラフラのベイリーに体当たりし床に叩きつけて完全KO。破壊の限りを尽くしそそくさと立ち去って行ったが、そこには王者と挑戦者候補が横たわる悲惨な光景が広がった。

　ファンからも「もう王座戦なのかナイア」「私の挑戦させろということか…」との反響が寄せられた通り、ターゲットが王者ベイリーなのは明らか。その巨体から繰り出されるパワフルな攻撃で『RAW』の女子レスラーを蹂躙し続けた“令和の女破壊王”の『SMACKDOWN』での新章が幕を開けた。

（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）