【MLB】パドレス2‐1ドジャース(5月10日・日本時間11日/サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でパドレス戦に先発出場。3回の第2打席に3試合ぶりのヒット、8回の第4打席では松井裕樹投手との対戦でツーベースヒットを放つなど4打数2安打。3試合ぶり安打&マルチで大谷の奮起も及ばず、チームは9回にサヨナラを許して連勝は7でストップした。

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 5月に入り7試合で4本塁打を放つなど打撃好調の大谷。ここまで38試合に出場して152打数54安打、11本塁打、27打点、9盗塁、打率.355、出塁率.425、長打率.678、OPS1.103の成績を残している。ここ2試合は無安打だったが、1日の休養を挟んで13連戦の初戦を迎えた。

 注目の第1打席は、初回に1死ランナーなしで打席へ。積極的にスイングするも2-1から外角高めのシンカーにバットが空を切り空振り三振に倒れた。しかし3回、1死一塁で回ってきた第2打席では、0-1から外角のシンカーに手を出すと、詰まりながらもレフト前に運んで3試合ぶりのヒットを記録した。

 第3打席は6回に先頭で回ってくると、1-1から3球目外角低めのチェンジアップを引っ掛ける。一塁まで全力疾走をした大谷だったが、わずかに間に合わずファーストごろに倒れた。なお、このシーンで大谷はパドレスのクロネンワース内野手と軽い接触。一瞬ヒヤリとしたが、無事にプレーを継続した。

 さらに8回に迎えた第4四打席は、パドレスの松井と対戦。無死一塁の状況でカウント1-1から外角低めのスライダーを拾うと、打球は左中間を破るツーベースヒット。二塁上の大谷は、満面の笑みを見せた。

 なお試合は両チームの先発投手が圧巻のピッチングを披露。ドジャースはグラスノーが7回を投げて被安打1、10奪三振、2四球と圧巻の投球を見せたが、3回にソロホームランを被弾し1失点。パドレスのキングは7回を投げて被安打2、11奪三振、4四球、無失点に抑えた。8回に松井からフリーマンの犠牲フライで追いついたドジャースだったが、9回裏にサヨナラを許した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)