【スコティッシュ・プレミアシップ】セルティックFC 2−1 レンジャーズFC(5月11日/セルティック・パーク)

【映像】激しすぎ!前田大然がサポーターにもみくちゃにされた瞬間

 日本代表FW前田大然がセルティックのヒーローとなった瞬間だった。スピード自慢の左WGが積極的な仕掛けから相手のオウンゴールを誘って追加点を演出すると、ゴール裏のファンは大喜び。前田も彼らに向かって喜びを爆発させると、なかなか戻ってこれないほどの手荒な祝福を受けた。

 勝てば優勝に大きく近づくセルティックが、本拠地セルティック・パークに最大のライバルであるレンジャーズを迎えた。このイギリスで最も熱いダービーマッチで知られる「オールド・ファーム」で日本人選手たちが躍動している。

 セルティックが35分に先制点を奪うと、直後の38分にも決定機が訪れる。CBのキャメロン・カーター=ヴィッカースからの対角線へのフィードを受けた左WGの前田大然は、自慢のスピードと積極性で縦に仕掛けてボックス内にマイナスのクロスを折り返した。

 このプレーがレンジャーズMFジョン・ランドストラムのオウンゴールを誘い、セルティックが待望の追加点を奪うことに成功した。

 優勝に大きく近づくゴールが決まると、オウンゴールを演出した前田は喜びを爆発させているゴール裏のサポーターのもとに飛び込んだ。身動きが取れないほどにもみくちゃにされると、チームメイトからは頭にキスをされる手荒な祝福を受けた。しかし、予想以上にピッチへと戻るのが遅くなったことから主審に遅延行為でイエローカードを受けてしまった。

 カードは不運だったが、ヒーローとなった前田にはファンも「頭にチューされてたw」「もみくちゃw」「かっこいいぞ前田w」「すげぇ」「面白いゴールしか決めないなw」「もみくちゃじゃねーかよw」と大興奮の様子だった。

 結果的に前田が演出したこの得点が決勝点となり、セルティックが2-1の勝利を収めている。残り2試合のうちいずれかで引き分け以上の結果を残せばセルティックの優勝が決まる。
(ABEMA/スコティッシュ・プレミアシップ)