与えるエサの内容でうなぎの性別をコントロールーー。マツコ・デラックスと有吉弘行がうなぎ養殖における新たに知った事実に「怖い」と驚愕する一コマがあった。

【映像】うなぎの性別をコントロールする方法

 5月24日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)では、以前のオンエアでマツコと有吉がうなぎ愛を熱く語ったことを受け、オアシズの大久保佳代子&森三中の黒沢かずこが有識者の意見を参考にして、マツコと有吉に一度は行ってもらいたい、うなぎ屋さんを調査した。

 日々、うなぎ屋を巡り、最新のうなぎ情報を仕入れているオールアバウトうなぎガイド・うなぎ専門プロライターの山室賢司さんは東京・渋谷区の参宮橋にある「参宮橋 あさや」を推薦。有吉は「最新のうなぎ事情?」と驚いていたが、山室さんは「20年以上、うなぎ屋を巡っているんですけど、こんなうなぎがあったのかと、初めて見るようなうなぎ料理がバンバン出てきて、美味しいうなぎ料理のオンパレードです」と語っていた。

 「参宮橋 あさや」は、2023年9月にオープンすると、瞬く間に食通の間で評判となり、現在は2ヶ月先まで予約が埋まっているという人気店。いただけるのは、うなぎを全品に使用したコース1本のみ。常時4〜5種類のうなぎを、料理によって使い分けるのだという。

 そんな中で、あるうなぎの品種説明がなされると、マツコと有吉が反応。店主の萩原聖さんが「浜名湖のイソフラボンうなぎ」と話すと、聞き馴染みのないうなぎに大久保が「なんですか、イソフラボンうなぎって」と質問した。すると萩原さんは「エサに大豆イソフラボンを加えると、(うなぎが)メスになるんです。体積の何%かを加えていくと9割以上がメスに仕上がる」と説明した。

 メスはオスに比べ、脂ノリが良く、身が柔らかいという特徴がある。しかし、養殖で育てたうなぎは、理由は不明だが、9割以上はオスになってしまうのだそうだ。そんな中で、エサに女性ホルモンに似た作用が働くイソフラボンを混ぜたところ、約9割がメスになったという。昨年から市場にも新たな品種として出回るようになったそうだ。

 この情報を受け、マツコが「ちょっと怖い…(笑)」と反応し、有吉も「ね。コントロールしていいの?」と話していた。しかし、「参宮橋 あさや」の料理はどれも絶品とのことで、マツコと有吉はVTRを見て「この店行きたい…」と呟いていた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)