敵地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦に「2番・DH」で出場し、4回の第2打席に今季12号となる右中間本塁打を放った。日米ファンはベンチに戻ってから大谷が見せたセレブレーションに注目。他競技のスーパースターを重ね合わせる声や、「トトロだ」「タケノコ?」といったほのぼのポーズを思い出す声が上がっている。

 完璧にはじき返した。4回先頭で打席に立った大谷。右腕ウィンの初球スライダーを叩くと、打球は右翼方向へ伸び、スタンド上段の通路へ飛び込んだ。右翼スタンド後方の海に飛び込むオラクル・パーク名物の「スプラッシュ・ヒット」とはならなかったが、打球速度113.4マイル(約182.5キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の豪快な一撃に、スタンドはどよめいた。

 大谷はベンチに戻ると、グラウンドに背を向けながら手のひらを胸の前で合わせ、そのまま上に伸ばして大きく万歳するようなポーズをコーチや選手の前で披露。米専門メディア「ドジャース・ネーション」がX(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニは立ち寄る全ての都市で必見だ。前にも言ったがもう一度言う。29歳のスーパースターは即戦力。お金に見合った価値がある」とつづって動画を公開した。

 これには米ファンから「ファンタスティック」といった声だけでなく「レブロン オオタニ」といったコメントが。レブロン・ジェームズがチョークの粉を両手で上空に飛ばすボーズと重ね合わせたようだ。

ベンチに戻った大谷翔平のお茶目に笑ったセレブレーション【写真:Getty Images】

 日本人ファンからは「タケノコ?ロケット?可愛い」「たけのこ生やしておられるwww楽しそうで何よりwwwww」「さいた〜さいた〜ちゅりーっぷのはなが〜」などほのぼのとした反響が。また「トトロ」「スプラッシュポーズや元気玉というよりもトトロだった」と人気ジブリアニメのキャラクターを思い出すコメントも寄せられている。

(THE ANSWER編集部)