ネーションズリーグ決勝での珍場面

 バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は男子日本代表が銀メダルを獲得。同じく銀メダルを獲得した女子とともに快進撃を演じた。決勝でフランスに敗れた男子の西田有志は自身のインスタグラムを更新し、あえて自身の珍場面をクローズアップ。海外実況も大爆笑した場面に、日本人ファンからも「命懸けで頑張ってた」「落ち方が可愛い」といった反響が寄せられている。

 一生懸命な姿勢は伝わった。第2セット、5-9とリードされた場面でフランスのスパイクサーブを大塚達宜が何とかレシーブするも、ボールはコートから大きく外れて飛んでいった。これを諦めなかった西田は右手を懸命に伸ばしてワンハンドレシーブ。勢い余って、コート横に設置されている広告看板に激突し、もんどりうって背中から看板の奥に倒れた。

 これで終わらない西田は、日本のチームスタッフの助けを借りて必死にコートに戻ったが、結局はフランスのスパイクが決まって得点ならず。悔しさで天を仰いだ。中継していた海外実況席も「ハッハッハ」と大爆笑。「一体どうやってボールを戻せたんだ」と伝えた。

 一連のプレー動画を西田は自身のインスタグラムに公開。「ボールに必死にくらいついて、ボール見て起きあがろう思ったら支えるところないというね笑 こういう事もある そら解説も笑うよこんな落ち方したら笑 しかも決勝でこれするっていうね」。またXにも「これは載せざるを得ないよね笑 とりあえず落ちたところは置いといて、必死さだけは伝わって笑 1番自分がこないな事なる思ってないから笑」と“自虐”を込めてつづった。

 ファンは好意的にとらえながらも、やはり爆笑。「命懸けで頑張ってて凄かった」「素晴らしい繋ぎでした!」といった称賛の声が上がった一方で「桜木花道かと思いました」「落ち方が可愛い」「うわっ!消えた!大丈夫っ 起き上がるの早っ って思いました」「笑いと感動をありがとう」「家族でご飯中吹いたわ」「このシーンめっちゃ笑いました!」など、笑いであふれた。

(THE ANSWER編集部)