【愛媛】松山市は「第21回坊っちゃん文学賞」の作品募集要項を発表した。4千字以内の短編「ショートショート」専門の賞で、5月1日から9月30日まで受け付ける。

 前回の第20回は全都道府県と海外から計8014作が寄せられ、茨城県の大学生、望月滋斗さんが大賞に輝いた。

 未発表の日本語作品が対象で、複数作の応募が可能。松山市出身の作家田丸雅智さんらが審査員を務める。

 大賞賞金は50万円で、作品は雑誌「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)にも掲載される。結果発表と表彰式は来年1、2月ごろの予定。

 応募は公式サイト(https://bocchan-shortshort-matsuyama.jp)のフォームか、郵送(〒151・0051 東京都渋谷区千駄ケ谷4の12の8の2F パシフィックボイス「第21回坊っちゃん文学賞」係)で受け付ける。

 また、市は賞の魅力を広めるため作品を朗読と演劇で舞台化する「よみ芝居公演」を8月3、4日に市総合福祉センターで開く。第17回大賞の「ドリームダイバー」などを有料で上演。いずれも問い合わせは、松山市文化・ことば課(089・948・6634)。(戸田拓)