岐阜県高山市久々野町を流れる飛驒川の上で、大小約100匹のこいのぼりが風に乗って泳いでいる。こどもの日の5日まで掲げる。

 長さ約100メートルの久須母橋に沿って、地元の町内会が、まちづくり協議会の協力で飾り付けた。1989年、住民たちが家庭で不要になったこいのぼりを持ち寄って始めた。

 協議会の担当者は「端午の節句を前にした風物詩。大勢の子どもたちに見てもらいたい」と話した。(荻野好弘)