最大10日間の大型連休最終日の6日、北海道の空の玄関、新千歳空港は道内に帰省した人たちのUターンラッシュで終日、混みあった。トランクやお土産などを手にした帰省客が、親族らに見送られながら次々に搭乗口に向かった。

 3日から家族4人で札幌市南区の祖父母の家に帰省していた石川県小松市の中学1年斉藤清香さん(12)は「幼いいとこたちといっぱい遊べて楽しかった。宿題を全部終わらせてから来たので、もう少しいたかったな」と話していた。

 空港管理会社が「混雑が予想されるため、早めの空港到着を」と呼びかけた効果か、大きな混乱はなかった。出発便の予約状況が表示される空港内のモニターには、道外の空港行きには大半が満席を示す×印か、残り席がわずかとなっている△印が目立った。(松本英仁)