【香川】高松市亀水町の亀水中央公園でバラが咲き始め、親子連れらが鮮やかな色や甘い香りを楽しんでいる。

 公園のバラは、今年3月まで約20年にわたって市民らでつくる「さぬきばら会」が管理してきた。現在は約100種類、約1600株のバラが植えられている。

 同会の高口幸子さん(72)のおすすめの品種は「マリーヘンリエッテ」。花はこぶし大で、幾重にも重なる薄ピンク色の花びらの間からは甘い香りが漂う。

 バラはすでに見頃を迎えており、天候にもよるが今月末までは満開の花を楽しめるという。11、12日には「ばらまつり3」が開かれ、バラ苗の販売や栽培教室、アマチュアバンドら14組によるコンサートなどが予定されている。

 高口さんは「バラの景色と香りを楽しんでほしい」と話している。問い合わせは、さぬきばら会のインスタグラムアカウント(@sanuki.rose)。(木野村隆宏)