石川県吹奏楽連盟は7日、内灘町の内灘中学校を訪れ、吹奏楽部の生徒らへ義援金の目録を贈呈した。

 同連盟は、元日の能登半島地震で被災した吹奏楽関係者を支援する義援金を募集。全国から1500万円超が集まったという。

 1回目の配分として、内灘町や能登地域の加盟33団体に計762万円が贈られるという。贈呈で、同連盟の広瀬真樹会長は「夏のコンクールに向けて頑張って欲しい」と話し、部長の犬原嘉乃さん(14)は、「(地震で)音楽ができる環境が当たり前でないと気づかされた」と話した。(砂山風磨)