● 西武 1 − 2 ロッテ ○
<8回戦・ベルーナドーム>

 ロッテは2引き分けを挟み今季最長の5連勝。西武戦は今季初対戦から8連勝となり、貯金は今季最多タイの「3」となった。

 先発の種市は立ち上がりからテンポ良くアウトを量産。2点リードの6回は失策絡みで1点を返され、なおも一死満塁の大ピンチだったが、4番・中村を153キロの直球で空振り三振に仕留め吠えた。続く蛭間は中飛に仕留めリードを死守。この試合唯一のピンチでしっかり踏ん張った。

 7回以降は再びテンポ良くアウトを重ね、9回102球、4安打1失点(自責点0)の力投。トミー・ジョン(TJ)手術を受ける前の2020年7月25日の西武戦(メットライフドーム)以来の完投勝利で今季3勝目(3敗)を手にした。

 攻撃陣は2回、7番・佐藤の左犠飛で先制。6回は3番・髙部が四球出塁と盗塁でチャンスメイクし、6番・中村奨の右前適時打で2点目を加えた。髙部は3打数3安打をマークし全4打席出塁。中堅守備でも種市の好投をアシストする好捕を披露した。