日本一のエンタメ鉄道を目指す銚子電鉄(千葉県銚子市)は、全国各地の電車に乗って遊べる位置情報ゲーム「トレイン&トレイン」を核とした地域活性化プラットフォーム「プロジェクトT(Train)」事業を連携事業者と立ち上げました。事業推進のためのクラウドファンディングを、今月末まで実施中。鉄道を活用した新たな遊びを創出し、銚子電鉄だけでなく日本中の鉄道路線を盛り上げていく考えです。(ちばとぴ!タウン=ちばとぴ!鉄道部チャンネル)

 銚子電鉄の100周年を契機に、位置情報ゲームを得意とする「リアルワールドゲームス」(東京・千代田区)との共同事業として実施し、今夏にはリリース予定。全国の鉄道会社との連携を進めています。

 実際に現実世界を移動しながら楽しむ位置情報アプリ。ゲームでは鉄道会社の「社長」となり、日本全国の鉄道約500路線、9千ほどの駅を訪問してコンプリートを目指したり、地域イベントに参加して限定アイテムをゲットします。自分の住んでいる地域だけでなく、全国の鉄道や地域への愛着を深め、応援することが可能です。

 ゲーム内の「バーチャル電車主」や限定グッズなど特典満載のクラウドファンディングも実施中。同電鉄の竹本勝紀社長は「皆様の応援のおかげで100周年を迎えた銚子電鉄として、日本全国を盛り上げるプラットフォームを開発し、社会に恩返ししたい」と話しています。