映画「Iké Boys イケボーイズ」(エリック・マキバー監督)の公開記念舞台あいさつが15日、東京都内の劇場で行われ、出演した釈由美子(46)、比嘉クリスティーナ(28)らが出席した。

 米オクラホマ州を舞台に日本の特撮へのオマージュ満載で撮りあげたファンタジー映画。マキバー監督は釈が2002年公開の映画「ゴジラ×メカゴジラ」で演じた家城茜役にほれこみ、購入した同作のDVDを手に釈の事務所でオファー。マキバー監督は「情熱があふれてしゃべりまくった」と苦笑しながら振り返り、「一緒に仕事をできたのは何かの縁だと思う」と笑顔で話した。

 現場では怪獣の着ぐるみが1着なくなるなどトラブル続き。釈もトラブルに見舞われたそうで、「(撮影の)当時、トランプ政権で、なかなか俳優のビザが下りなかった。あと1日遅れていたら(自分の役に)別の女性を使うところだった。なので、オクラホマに着いた時点で私の仕事は終わっていた」と明かした。