カブスの鈴木誠也外野手(29)が、今週中にも復帰する可能性が高くなった。カウンセル監督は4日(日本時間5日)、右脇腹痛で離脱している鈴木と、右あばら骨2本を骨折したコディ・ベリンジャー外野手(28)について「2人とも間違いなく翌週(5〜11日)の復帰が現実的だ」とコメント。米ブリーチャーネーションは「とにかく、これは朗報以外の何物でもない」と報じた。

 鈴木は4月15日から、ベリンジャーは同24日から離脱し、ともに負傷者リスト(IL)登録されている。

 今永昇太投手(30)にとっても吉報だ。メジャー挑戦1年目の左腕は1日のメッツ戦で7回を無失点、7奪三振の快投で開幕から土付かずの5連勝。次回登板は、前回初めて経験した中4日ならば、6日のパドレス戦でダルビッシュ有投手(37)との日本投手対決となる。中5日ならば、7日にパドレスのダブルエースの一角、マスグローブと投げ合う見込み。いずれにしても強敵で、『ツインキャノン』が復帰して味方打線に加わってくれれば心強いことこの上ない。

 鈴木はメジャー3年目の今季、ドジャースの大谷翔平と同じく『メジャー最強打順』の2番に固定され、15試合で打率3割5厘、3本塁打、15打点と好調だった。昨季26本塁打のベリンジャーも今季は離脱まで4本塁打、17打点。