◇8日 中日1−4巨人(バンテリンドームナゴヤ)

 悔しいバースデー登板となった。26歳になった藤嶋が1点ビハインドの8回から2番手で登板。1イニングを投げきれずに3安打3失点、2四球で無念の降板となった。 先発の小笠原のあとを受け、先頭の丸をフォークで空振り三振に仕留めた後に2番萩尾に中前打を浴びた。続く吉川の打球が一、二塁間に飛ぶと、一走の萩尾に直撃。守備妨害で走者がアウトになったが、続く岡本和には低めのフォークを見極められて四球。続く坂本にはストレートの四球で2死満塁。「フォークは投げているのはボール球。次の1点で勝負が決まるという場面で慎重になり過ぎました。ゾーンで勝負できていなかった」と唇をかんだ。

 続く6番長野に高めの直球を右中間へ運ばれ、走者一掃の適時三塁打を浴びた。今季はこの日まで5試合に登板して防御率0・00。昨季から続いていた自責点ゼロの連続試合記録は41試合目で途切れた。