◇21日(日本時間22日) ブルージェイズ0―5ホワイトソックス(トロント)

 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)は地元のホワイトソックス戦に先発。6イニングを5安打3失点(自責2)、6奪三振3四球と好投するも、援護なく4敗目(2勝)を喫した。防御率2・64はリーグ9位。

 地元中継局スポーツネットによれば、登板日の菊池は緊張で食べ物が喉を通らないという。そのため、当日はスタミナ対策として3・5リットルという大量のスペシャルドリンクを飲み干すと明かした。

 材料はパウダー状の炭水化物と必須アミノ酸、分枝鎖アミノ酸(バリン、ロイシン、イソロイシン)、グルタミン、クエン酸をそれぞれ5杯。さらに、5パックの『ドリップ・ドロップ・ゼロ(ライムやメロンなどミックスフルーツ味の無糖電解質パウダー)』を水に溶かすという。

 「そんなにたくさん飲んで大丈夫なの?」と聞かれた菊池は「なので、イニング間は毎回トイレに行っている。マウンドでも、それが『このイニングを早く終わらせよう』というモチベーションになっている」と笑わせた。

 同局のダン・シュルマン実況は「それはうらやましい。ここ放送ブースでは、それほど頻繁にトイレに行く余裕はないですね」と笑い、相方のバック・マルティネス解説者も「確かに。ここのトイレは遠すぎるしね」と和やかに返した。