◇22日 西武1―2ロッテ(ベルーナドーム)

 ロッテの先発・種市篤暉投手(25)がトミー・ジョン手術を受ける前の2020年7月25日の西武戦(メットライフドーム)以来、4年ぶりの完投勝利を収めた。チームは西武に今季8戦全勝。今季最長の5連勝で、貯金を今季最多タイとなる3に増やした。

 打線は2回1死三塁から佐藤の左犠飛で1点を先制。6回は2死一、三塁から中村奨の右前適時打で加点した。種市は味方の失策絡みでピンチを広げた6回1死二、三塁で平沼に右前適時打を浴びて1点は失ったが、中村剛を153キロ直球で空振り三振に。蛭間にも153キロ直球の力勝負を挑んで中飛に仕留め、最少失点でしのいだ。