中日・仲地礼亜投手(23)が23日、バンテリンドームナゴヤで行われた1軍練習に合流した。立浪和義監督は26日のヤクルト戦(バンテリン)で2年目右腕を先発として送り込むことを明言すると、「勝てる投球」を期待した。

 開幕ローテ入りを逃した2年目右腕が先発すれば今季初登板。立浪監督は「日曜日(26日の本拠地ヤクルト戦)に投げさせる予定です」と話すと、「勝てる投球をしてもらいたい。球の力とかはあるが、やっぱり制球的なもの。1イニングに集中してやられてしまう。まだまだ変化球の精度もそう。ちょっと力んでしまうとこがあった。たくさんいた候補のうちで、開幕ローテからは外れましたが、若いし、完投できる力もあると思っている。若い人が出てこないと、今は」と期待を込めた。

 ドラフト1位で入団した仲地は昨年、9試合で2勝5敗、防御率4・98。今季は開幕を2軍で迎えると、ウエスタン・リーグで登板を重ね、8試合で3勝2敗、防御率3・23をマーク。直近の登板となった5月19日の阪神戦(蒲郡)では8イニング3分の1を投げ、6安打2失点、12奪三振と好投していた。