自動車税の納税通知書がゴールデーンウィーク明けには届きますが、せっかく払うならポイントがもらえたり、お得になったりする支払い方法を知りたいものです。

■自動車税の支払いにQRコード決済をしてもポイントはもらえない

自動車税は自治体によってはQRコード決済や電子マネー払いができますが、ただQR決済をしただけではポイントがつかないので、電子マネーで払えるコンビニ払いを使うなど工夫が必要です。

たとえばミニストップではWAONで、セブン-イレブンではnanacoで支払えますが、支払い自体ではポイントがもらえません。そこで、それぞれクレジットカードで残高チャージをしてポイントをもらうという方法があります。

なおイトーヨーカドーでは、8のつく日に2万円nanacoチャージすると100ポイントもらえ、還元率が0.5%になるので、こうしたタイミングを使いましょう。

また、税金の支払いポイントがもらえなくても、貯まっているポイントを支払いに使うのもいいでしょう。

昨年、2023年度の実例を見ると、楽天ペイでは自動車税を支払え、楽天キャッシュや期間限定の楽天ポイントでも支払いができました。楽天ペイでは、通常ポイントだけでなく、期間限定ポイントもどちらも使えました。また、昨年はこのほか、PayPayポイントも支払いに使えました。d払いで自動車税を払う場合、使えるのはd払い残高だけで、dポイントは支払いに使えません。

なお、これらは2023年度までの情報なので、支払う前に一度変更がないか確かめましょう。

自動車税ではクレジットカード払いができる自治体もあるものの、手数料が高くつきがちなので、節約の観点からするとおすすめしません。

■使っているペイサービスで「キャンペーン」がないか確かめよう

自動車税の支払い時期には、各種のペイサービスがキャンペーンを行っており、抽選キャンペーンのほか、中には全額ポイントが還元されるキャンペーンも過去にはあったため、2024年も期待したいところです。

たとえば2023年には、d払いで請求書払いするとポイント山分けのキャンペーンがありました。楽天ペイでも、抽選で全額ポイントが還元されるキャンペーンが行われました。

PayBでは4月15日からキャンペーンが始まっていて、当たると最大5万円分のキャッシュバックだそうです。

キャンペーンに参加するほか、貯めたポイントを充てて支払うなどして、少しでもお得に支払えないか考えてみましょう。

文・谷口久美子(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部