ドル・円オプション市場で変動率は低下。イベントリスク通過やレンジ突破の思惑が後退し、オプション売りが優勢となった。



リスクリバーサルはまちまち。1カ月物ではドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いに比べ円先安観に伴う円プット買いが強まったが、3カ月物以降では円コール買いが一段と強まった。



■変動率

・1カ月物8.98%⇒8.56%(08年/24=31.044%)

・3カ月物9.09%⇒8.83%(08年10/24=31.044%)

・6カ月物9.39%⇒9.18%(08年10/24=25.50%)

・1年物9.20%⇒9.04%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)



■リスクリバーサル(25デルタ円コール)

・1カ月物+0.86%⇒+0.84%(08年10/27=+10.90%)

・3カ月物+0.73%⇒+0.80%(08年10/27=+10.90%)

・6カ月物+0.56%⇒+0.61%(08年10/27=+10.71%)

・1年物+0.35%⇒+0.38%(08年10/27=+10.71%)