メルカリでなかなか商品が売れない時にするべきことは、カテゴリや価格、商品名などを“変える”ことです。もちろん、なんとなく変えるだけでは売れるようになりません。売れない商品を「売れる商品」に変えるコツを見ていきましょう。

■「カテゴリ」を変える──本当に欲しい人がいるカテゴリを考える

商品が売れない時は、まずカテゴリ変更を考えましょう。今まで見ていなかった人の目に留まり、売れやすくなるかもしれません。

たとえば、洋書は「本>洋書」から「インテリア小物>置物」に。懐中電灯なら「アウトドア>ライト・ランタン」から「自動車アクセサリー>メンテナンス用品」や「防災関連グッズ」に変えるといった具合です。

洋書の例であれば、ターゲットが“洋書を読みたい人”から、“おしゃれなインテリアとして洋書が欲しい人”に変わり、買ってもらえるチャンスを増やせます。

必要な人に届くカテゴリになっているか考えてみましょう。

■「(定期的に)価格」を変える──100円値下げで上位表示されやすくなる

メルカリの達人たちによると、100円以上値下げすることでタイムライン上の上位に表示されやすくなるといわれています。公式発表されているわけではありませんが、新規出品と同じ扱いになるとみられます。出品してある程度時間、売れ残っている商品は、100円以上の値下げをして、多くの人の目に触れるようにしましょう。

ただし、100円値引きが有効なのは1日1回のみともいわれており、値下げのタイミングが重要です。取引が活発になるゴールデンタイムである午後10時(22時)ごろや、昼の12時〜午後1時(13時)ごろに値下げを行いましょう。より多くの人の目に触れやすくなり、商品が売れる確率が上がります。

■「商品名」を見直す──目につく言葉とキーワードを入れるのがコツ

商品名をつける上で大切なのは、最も読まれやすい先頭に「目につく言葉」を入れることです。「即日配送」「値引きしました」「美品」「人気商品」といった、メリットや買いたくなる一言を入れてみましょう。

もう一つ大切なことは、上限である40文字を目いっぱい使って、商品名に検索されそうな言葉を1つでも多く入れることです。

たとえば、ジャケットであればブランド名、色、サイズ、性別などを商品名に入れることで、検索で上位表示される確率が上がり、多くの人の目につきやすくなります。

ほかにも、「卒業式用」「ビジネス用」といった用途や「洗濯できる」といった機能で探す人も多いので、商品名に盛り込むと良いでしょう。

出品する商品を買いたいと思う人が、どういった言葉で探すのか想像して商品名をつけることが重要です。

文・浜崎遥翔(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部