NHK『あさイチ』恒例の朝ドラ受け

 NHK『あさイチ』(月〜金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが1日、恒例の朝ドラ受けを展開した。この日放送された『虎に翼』の第23回では贈賄罪に問われた主人公・寅子(伊藤沙莉)の父・直言(岡部たかし)の第1回公判の様子が描かれた。MC陣では法廷内で直言が寅子に向けた一言の意味をめぐって意見が分かれる状態となった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第23回では父の無罪を信じて調査や署名活動などを行う中、寅子が何者かに襲われる様子が描かれた。自分のために娘が襲われたことを知り、これまで、法に触れることはやっていないながらも自分が罪を犯したと証言してきた直言が、第23回のラストシーンで裁判官に「罪を認めますか」と問われると、振り返って寅子を見て「ごめんな寅」とつぶやく姿が映し出されて終了した。

『あさイチ』の冒頭ではMC陣が、「ごめんな」が意味するのは、これまでの証言を変えずに罪を認めるパターンか、自分の無罪を信じて動いて襲われた寅子に謝罪した上で寅子のために、正直に証言する意味なのか意見が分かれた。

 鈴木アナが「どっちですか」と切り出すと、大吉が「ごめんなというのは、怖い思いをさせてごめんな。ここからお父さん正直に言うよ、じゃないの」と答えた。すると華丸が「じゃあ、認めませんですか。やってませんですか。えー。いや、やっているじゃないですか」と反論した。

 鈴木アナは華丸の言いたいことをフォローするかのように「寅、動いてくれたけど……ごめん」と語ったが、大吉に「そっち派?」とあらためて問われると「いやー」と、どちらか決められずに悩み、首を傾げていた。その後、大吉はどっち派か「スタジオ中でやる?」と語り、周囲の笑いを誘っていた。ENCOUNT編集部