自身のラジオで明かす「夫婦仲が悪くなったのもそこ(ハワイ)やもんね」

 タレントの上沼恵美子が6日、レギュラーを務めるABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』(月曜正午)に出演し、「ハワイは二度と行きたくない」と告白した。

 ゴールデンウイーク最終日の話題から行きたい場所の話になり、上沼は「ハワイなんて……、ごめんなさいね。怒らないで聞いてくださいね」と前置きすると、「二度と行きたくないわ」と言い放った。共演するモンスターエンジン・西森洋一、ABC・北村真平アナウンサーから「そうですか」と驚きの声が上がると、上沼は「ぞっとするわ。もうやっぱり、あんまりいい思い出がない」と明かした。「気候最高よ。虹もすぐかかるし、最高の気温です。例えばゴルフ18ホール回っても、シャワー浴びなくてもいいくらい汗かかない。風吹いたら。大阪の方がずっと暑いんですよ。それいいんだけど、思い出が良くないです。ごめんなさい。その思い出は聞かないでください」と気候以外に問題があったとした。

「やっぱりいい思い出はないわ。常夏のね、みんな憧れるハワイやいうてもね。そこで生活いうたらおかしいですけどね、保険料払ったり、固定資産税払ったり、銀行持ったりしてやって(た)」と話し始めた上沼は、「それこそ水道管とんだこともあるしね、別荘やから。ホノルルの水道管って細いねんて。不動産屋さんに言わせると。だから留守の間にとんで、私のベッドルームはぐちゃぐちゃになったりとかね。そのとき保険がどうのああの言うてすったもんだがあって、元に戻るまでには半年以上かかるから、遊びに行けないとか。そんな、いろんなことがあったんでございますよ。大変でございました」と”嫌な記憶”を打ち明けた。

 上沼は「夫婦仲が悪くなったのもそこ(ハワイ)やもんね。だって彼は遊び行くだけやもん。お友達連れてゴルフ10日間とか行ってね。そらいいわ。でもやっぱり行く前に掃除入ってもらわないかん。ずっと使ってないからね。4、5人入んねんね。結構、広い家やったんで。ほんで10日ぐらい使って、皆さん帰って来て、また掃除入ってもらっててね。その連絡も全部こちらがして、お金も私の口座から、向こうでアメリカの口座作ってましたから。そんなんないと絶対できないもん。管理費やら保険から税金から全部そこから。すっごいお金使ったで。ちょっと20年(別荘を)持ってたんでね」とハワイ関係の”出費”について明かした。

 そして、「最初、ちっちゃいマンション買って。そこを売って、家を買って、もう1つマンション買ったりして。羽振りが良かったです。よう稼いどったからね。そのもう1つ買ったマンションが30万(円)の家賃を生んでくれたんで、ホントにちょっと良かったんです」と自身のハワイ別荘の“歴史”を語ると、「日本人が外国の不動産を持ったら、月に10万円いるねん。どんな大きな家でもちっちゃい家でも。そこに持ってきて税金でしょ。今の季節、固定資産税もきますよね。保険が高い。でも、向こうの保険はすぐにおりる。日本と違って」と現実的な部分を明かした。

 日本の保険がおりにくいという話をした後、“ハワイの悪夢”の話に戻した上沼は「水道管がとんで、私のベッドルームがぐちょぐちょになって、台所の半分もダメになったんですね。(水の)I出る量が違うからさ。留守で何か月もいないからさ。えらいことになって。具体的に言うた方がいいでしょう」と言うと、「3600万(円)、修理費にかかることになって」と明かすと、高額さに共演陣は仰天。上沼は「3600万? ギャ〜言うて、『こんなんどないやねん』(って言うてたら、現地の保険は)スッと出たわ。この辺は潔いねん」と感心。「そのとき遊びに行くことになっていたのに、使われへんと、家が。『何のために家買うたんやろ』って言うたら、保険で出してくれんねん」。通常ホテルで宿泊するランクをスイートルームと申告すると1泊20万円で10日分支払われたとした。

 上沼は「びっくりしたもん。保険の事情はアメリカはいさぎがいいなというのが。その代わり、高いよ。保険料はね。ちょっと感動したのよ。日本はあまりにも出ないから」と振り返ると、「ホントにいろんなことがあったんで、ハワイはもう嫌やね。水道管とぶし。お金がね。どんだけ20年の間にお金が減ったか。神様〜」とおどけながらまとめた。ENCOUNT編集部