伊藤沙莉が主人公・佐田寅子を演じるNHKの連続テレビ小説 第9週の見どころ

 俳優の伊藤沙莉が、主人公・寅子を演じるNHKの連続テレビ小説『虎に翼』(月〜土曜午前8時)。第8週は、戦況が悪化し、寅子の夫・優三(仲野太賀)に召集令状が届く様子などが描かれた。27日から始まる第9週はどんな展開になるのか。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、昭和20年。度重なる空襲から逃げるため、寅子と花江(森田望智)は子どもたちを連れて疎開していた。やがて終戦。岡山にいた弟・直明(三山凌輝)と再会するも、働いて家族を助けると言う直明に納得できない寅子。そんな中、体調を崩していた直言(岡部たかし)がある重要な知らせを隠していたことが発覚。これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて直言は……。その後、寅子の目に飛び込んできたのは新聞の「日本国憲法」の文字。そこには、「すべての国民は法の下に平等」だと書かれていた。

 第9週では終戦を迎えるようだが優三(仲野太賀)や直道(上川周作)はどうなったのか。また、直言の様子も気になる。隠していた重要な知らせとは何か。打ち明ける後悔や秘密とは……。寅子と猪爪家に及ぼす影響に注目したい。そんな中、寅子が目にした新聞の文字が今後の寅子の生き方にどんな影響を与えるのかにも注目したい。

 物語は日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話に基づく骨太なストーリーを追いながら、事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメント。ENCOUNT編集部