後日『お別れの会』を予定

 歌手・松平健の名曲『マツケンサンバII』の振り付けを担当した振付師でダンサーの真島茂樹(まじま・しげき)さんが22日に虚血性心不全のため、77歳で亡くなっていたことが分かった。23日に公式サイトで伝えられた。

 2004年に発売され、大旋風を巻き起こした『マツケンサンバII』は、21年にもSNSで再びブームとなり、ド派手パフォーマンスが大きな話題を呼んだ。

 発表では、「22日午後10時38分に虚血性心不全のため77歳にて永眠致しましたことをご報告申し上げます ここに生前に賜りましたご厚誼に深謝致します」と報告。

「真島は、小さい頃からの夢を実現させレビューの道を邁進して参りました『マツケンサンバII』の振付以降は、活動の幅も広げ皆様に愛される日々を送り、自ら『一生踊り子』という言葉を胸に亡くなる前日まで元気で仕事をこなしておりました 華やかな生涯を刻めました事、偏にファンの皆様はじめ演劇・マスコミや各関係者の皆様のお陰と心より感謝申し上げます」とつづった。

 なお、「葬儀告別式につきましては故人ならびにご遺族の意向により近親者のみにて執り行い、後日『お別れの会』を予定しております」とも説明した。

 真島さんは高校卒業後の1972年に「日劇ダンシングチーム」入団。2021年の第72回NHK紅白歌合戦では特別企画で披露された『マツケンサンバII』の腰元ダンサーズの振り付けを担当し、自身も腰元ダンサーズの一員として出演していた。ENCOUNT編集部