昨年4月の対戦は芦澤が判定勝ち

 格闘技イベント「RIZIN」は24日、都内で7月28日にさいたまスーパーアリーナにて開催する「Yogibo presents 超 RIZIN.3」の追加対戦カード発表記者会見を行い、皇治と、芦澤竜誠の再戦を発表した。

 K-1時代から因縁のある2人は昨年4月1日の「RIZIN.41」でキックボクシングルールで対戦。芦澤が2-1の判定勝ちを収めていた。今回は舞台をMMAに移し、1年3か月ぶりの再戦が実現することになった。

 会見は予想通り? 大荒れになった。皇治が「1年前恥かいたんで、ボコボコにしてはじかかせたろうと思ってます」と軽く煽りを入れると、芦澤は「これやる必要ないだろ。1年前に大阪で勝ってるんだから、なんでおれらがもう1回やるのかなと。もうやらんでええわ。だったらベアナックルでやろうぜ」と煽り返した。

 徐々にヒートアップしていく2人。皇治が「びびっとんか、MMAで上いくんちゃうんか。黙れカス」と言い返すと、2人は立ち上がり向かい合う。2人はマイクを持って応酬。「こいこいこい」「お前がこいや!」「土下座しろ」「お前がこいや」と関係者に制止されながら罵り合った。

 2人が近づいたところで、皇治が先制攻撃となるキックを繰り出すと、芦澤が激高。素手で殴りかかった。

 制止されながらもブチギレ状態の芦澤は「なめんなコラ! ベアナックルでやらせろ。あんなやつとMMAやってもしょうがねぇだろ」とわめきながら、再び殴りかかろうとしたところで2人は退場させられていた。

 この日、発表された「超RIZIN.3」の対戦カードは以下の通り。

〇斎藤裕―久保優太
〇所英男―ヒロヤ
〇芦澤竜誠―皇治
〇鈴木博昭―YA-MAN

 朝倉未来―平本蓮、扇久保博正―神龍誠はすでに発表済み。ENCOUNT編集部