マイクロアド<9553>は7日、提供する広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」の機能拡充により、コネクテッドTV(CTV)へのターゲティング広告配信が可能になったことを発表。



UNIVERSEは、CTVの視聴データや、ライフスタイル系のデータなど、約210のパートナー企業やメディアから多種多様なデータ提供を受けている。各種データを、独自開発のデータ収集基盤によって統合的に集積・分析し、さまざまな業界業種に特化したデータプロダクトを提供している。今回、UNIVERSE Adsが接続するCTVの広告配信面に対し、UNIVERSEの保有データを活用したターゲティング広告配信を開始する。



これにより広告主は、UNIVERSE Adsが接続する約3,500万MUB(月間ユニークブラウザ数)に及ぶCTVの配信面に対し、データプラットフォーム「UNIVERSE」の保有データを活用したターゲティング広告配信が可能になる。エリア指定に加え、若年層や、テレビCMを未視聴のユーザーに対して、CTV上でアプローチができ、CTVで広告を配信したユーザーに対し、Web上でも広告を訴求することで、認知率や商品理解度の促進が可能になり、CTVとの相乗効果が見込める。複数面に広告を配信することで、CTVとWebの広告配信面を比較したブランドリフト調査も実施できる。



同社は今後も、企業の課題に対し、UNIVERSEの保有する多種多様なデータと、テレビの視聴データを掛け合わせたマーケティングサービスを提供するとしている。