5月から、オリーブオイルなどの食料品や電気・ガス代が値上げとなり、家計への負担が続くとみられる。

5月1日から値上げされるのは、J-オイルミルズや日清オイリオグループ、昭和産業のオリーブオイル。

記録的な干ばつでオリーブの不作が続いていることなどが要因で、約6割値上げする商品もある。

このほか、「三ツ矢サイダー」や「午後の紅茶」などのペットボトル飲料や、インスタントコーヒーなどの価格も引き上がる。

また、電気料金は、再生可能エネルギー普及のため上乗せされている賦課金の増額で大手電力10社すべてで値上がりし、ガス料金も大手都市ガス4社すべてで引き上がる。

円安が進む中、1ドル = 160円の場合の年間の世帯支出は、前の年度と比べて11万3000円以上増えるとの試算もあり、この先の家計の負担増が懸念される。