アメリカのトランプ前大統領が、11月の大統領選挙で返り咲いた場合に、実業家のイーロン・マスク氏を政策顧問として起用することを検討していると、アメリカメディアが報じた。

ウォールストリート・ジャーナルは29日、トランプ氏が大統領に返り咲けば、マスク氏を政策顧問として起用し、経済や国境管理に関する政策についてどのように助言を受けるか、2人が協議していると報じた。

両氏はかつて険悪な関係にあったが、ここ数ヶ月は関係を改善し、移民問題などのほか、ソーシャルメディアや電気自動車など、マスク氏が手がける事業についても議論を交わしているとしている。

一方でマスク氏は、トランプ氏への支持は表明しておらず、関係者は政策顧問への起用は決まっておらず、実現しない可能性もあるとしている。