トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任

 ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは、今シーズンのブンデスリーガ優勝をレバークーゼンにさらわれ、連続優勝記録が11シーズンで途絶えた。昨年3月に監督に就任したトーマス・トゥヘル監督は、今年2月に今季限りで退任することが発表された。そのため、2024-25シーズンからの新監督が注目されているが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は驚きの人物が候補になったと伝えている。

 同メディアが速報で挙げたのは、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを率いるオランダ人のエリック・テン・ハフ監督だ。2022年5月にイングランド名門クラブの監督になったテン・ハフ監督だが、クラブは16勝6分12敗で暫定8位となっており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。

 クラブが低迷していることから、テン・ハフ監督の去就は話題となっている。一部には現イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督が後任の候補との報道もあるなか、「スカイ・スポーツ」は「バイエルン・ミュンヘンがトーマス・トゥヘル監督の後継者候補として、エリック・テン・ハフを新たなリストに加えた」と報道。だが、同時に「彼(テン・ハフ監督)の焦点は、マンチェスター・ユナイテッドにしっかりと向けられている」と、監督は残留を望んでいることを伝えている。

 ドイツの名門バイエルンからの関心も報じられたテン・ハフ監督だが、ユナイテッドからの引き抜きは実現することになるのだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部