3年の延長オプションの可能性も

 イタリア1部ラツィオの日本代表MF鎌田大地は今季限りで契約満了を迎えることから去就が注目されているが、イタリアメディアでは鎌田がすでに契約延長を決断したと報じている。契約期間は3年または単年になる可能性があるという。

 鎌田は昨夏にドイツ1部アイントラハト・フランクフルトを契約満了で退団。その後、紆余曲折の末にラツィオに加入した。マウリツィオ・サッリ前監督の下では思うように出番を得られなかったが、イゴール・トゥドール監督就任後に復権。リーグ戦は直近の7試合連続で先発出場を続けている。

 出場機会が減少していた時期にはこの1年でラツィオを離れるという噂で持ち切りだったが、最近では残留の可能性が高まっている。イタリア紙「イル・メッサジェッロ」は鎌田が契約延長を決断したと報じ、これを受けてラツィオ専門メディア「LAZIONEWS24.com」も「ラツィオの夏のマーケットにとって朗報だ」と伝えていた。

 なお、当初の契約には3年間の延長オプションが含まれていたが、レポートによれば単年契約の延長となる可能性もあるという。いずれにしてもトゥドール監督体制で不可欠な存在となっている日本代表MFの残留は現地でも歓迎されているようだ。

FOOTBALL ZONE編集部