MF佐野海舟がダメ押し弾をお膳立て

 鹿島アントラーズは5月15日、J1リーグ第14節でサンフレッチェ広島と対戦し、3-1で勝利した。この試合で23歳MF佐野海舟が持ち前のボール奪取からダメ押しとなる3点目を演出した。

 試合は前半5分、右サイドのコーナーキックからDF植田直通がヘディングで合わせて鹿島が先制に成功する。そして同13分、FW師岡柊生が右サイドからカットインでペナルティーエリアに侵入すると、ファウルを誘い鹿島がPKをゲット。これを鈴木が決めてリードを2点に広げた。

 後半20分、FWマルコス・ジュニオールに1点を返されたなかで迎えた同39分、佐野がピッチ中央でルーズボールを出足良く拾うと、そのままドリブルで前進。スピードアップして相手DFを置き去りにしたドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、左足でゴール前にクロス。これにFWアレクサンダル・チャヴリッチが合わせてダメ押しとなる3点目をゲット。3-1で広島を下した。

 スポーツチャンネル「DAZN」で佐野のボール奪取シーンが公開されると、「海舟ハンパない。こんなん世界やん」「あっぱれ!スゴイわ!」「お見事でした」「中2日で先発中の佐野選手がこのプレーするか」「奪ってから運べるの本当に素晴らしい」など、反響の声が寄せられた。

 中2日の過密日程のなか、試合終盤でも馬力のあるプレーを見せた佐野。ゴール演出の過程にファン・サポーターは熱視線を送っていた。

FOOTBALL ZONE編集部