UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝2ndレグ、バイエルン・ミュンヘン対アーセナルの試合が現地時間17日に行われ、アーセナルは0-1の敗戦を喫した。この試合で先発出場を果たしたアーセナルの日本代表DF冨安健洋に対し、英メディア『ザ・スタンダード』が高評価を下している。

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、冨安やカイ・ハフェルツ、ブカヨ・サカなどを先発起用。63分には、ラファエル・ゲレイロのクロスにバイエルンのヨシュア・キミッヒが頭で合わせて先制点を決める。追いかける展開となったアーセナルは、ガブリエウ・ジェズスやレアンドロ・トロサール、エディ・エンケティアを投入して状況を打開することを試みた。しかし、1点も返すことができず、アーセナルは0-1の敗戦を喫している。この結果、2戦合計2-3でアーセナルの敗退が決まった。

 同メディアはアーセナルの選手に10段階中「5.0」から「7.0」の点数をつけている。約4ヶ月半ぶりに先発出場を果たし、86分までプレーした冨安には「7.0」の採点を与え、寸評では「アーセナルでの先発出場は12月以降で初めて。堅実なパフォーマンスを見せ、レロイ・サネをほぼ沈黙させた」との評価を下した。