プレミアリーグのクリスタル・パレスは1日、サッカー日本代表MF鎌田大地の獲得を正式に発表した。フランクフルト時代の恩師であるオリヴァー・グラスナー監督が率いるチームに加入することになったが、地元紙『we are palace』も鎌田の活躍に期待を寄せている。

 鎌田とグラスナー監督はフランクフルト時代に共闘しており、2020/21シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げた。鎌田は2022/23シーズン限りでフランクフルトを退団し、昨夏にラツィオへ加入となった。

 マウリツィオ・サッリ前監督のもと、序盤は出場機会が少なかったが、今年3月にイゴール・トゥドール監督が就任してからは出場機会が激増。契約延長オプションを行使する形でラツィオに残留することも噂されていたが、交渉は決裂し、そのまま退団することとなった。

 同メディアは「新契約の選手は、チームにフィットするかどうかを確実に判断することは難しいことが多いが、鎌田は簡単に理解できる」と恩師のグラスナー監督が率いることは鎌田にとってもプラスになると伝えている。

 また、鎌田のプレースタイルについて「この27歳のスペースを見つける能力はチームにとって貴重だ。いつもチームのために多くのエリアを作ることができる。鎌田は両足を遜色なく使い、DFが次の動きを予測するのを難しくする」ともコメントしている。

 地元紙の期待の強さが伺えるが、果たして鎌田はイングランドで活躍することができるだろうか。

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