何かにつけては文句を言ってダメ出ししてくる旦那さん、もしかしたら【モラハラ夫】かもしれません。そして、モラハラ夫にありがちなのが、自己中心的な思想。振り回されて悩んでいる方も多いでしょう。今回もそんなモラハラ夫に関する筆者の知人から聞いたお話です。
文句ばかり一丁前の夫
私の夫は、何でも文句をつけたがる【モラハラ夫】でした。
結婚するときに『一緒に協力し合って生きていこう』と約束したのも束の間で。
共働きにもかかわらず、家事はすべて私任せ。
そのくせに、いちいち難癖をつけては見下されるので、イライラが溜まる日々が続いていました。
夫の行動に変化が
それでも、生涯を共に生きると決めた人。
夫を愛する気持ちは変わりません。
そのため、適度に言い返して発散しつつ、夫のモラハラに耐えていました。
しかし、ある時期から夫の行動に変化がみられるように。
「呑み会だから」
「付き合いも大事でしょ」
と酔っ払って深夜に帰ってくるようになったのです。
これまでは定時で直帰しては、家で私を待っているくらいだったのに……。
何とも言えないモヤモヤ感が胸に残っていました。
酔っ払った夫がまさかの自爆!?
それでも耐えていたある日、とうとう夫は朝帰り。
ため息交じりに介抱していると、かなり泥酔している夫がいきなり変なことを言い出したのです。
「お前はラッキーだよ」
「これといった取り柄もないくせに」
「俺はモテるんだからな♪」
前々から女の影がする……と怪しんでいた私は話を合わせることに。
「そうなんだ、かっこいいもんね!」
「やっぱりモテるんだねえ」
とにかくヨイショしておだてると、いい気分になった夫。
なんと自ら、会社の後輩女性と不倫していることをバラしてきたのです!
サーッと夫への愛情が冷めていくのが分かりました。
こんなモラハラ夫は要りません!
後日、仕事から帰宅した夫に笑顔でこの言葉を突きつけました。
「離婚してください♡」
怒り狂う夫でしたが、だんだん顔色が真っ青に。
それもそのはず、あの日夫から告白してくれた不倫話の一部始終を録音したものを聞かせてやったのです!
さらに、そのとき見せてくれたLINEのやりとりやツーショット写真も証拠として見せつけました。
ぐうの音も出ない夫とはそのまま無事離婚成立。
夫からも不倫相手からも慰謝料請求をし、今はスッキリしています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい