サービス業は接客がキーポイントですが、時には店員の非常識な対応に遭遇することもありますよね。筆者の知人女性も、某チェーン店にて、スタッフから驚きの対応をされてしまいました。
その内容とは一体なんだったのでしょうか? 今回は筆者の知人女性から聞いたびっくりエピソードを紹介しますね!

某チェーン店にてお買い物

私の知人女性は、親戚のプレゼントを買いに出かけました。
某チェーン店はゲームの品揃えが豊富だった為に、ゲーム機とソフトを併せて、合計5万円ほどのお会計となったそうです。

「喜んでくれると良いな」と思いながらレジに向かうと、20代前半くらいの男性スタッフが「ポイントカードはお持ちですか?」と問いかけてきました。
あいにく、そのチェーン店のポイントカードを知人女性は持っていなかったので「持っていないので、大丈夫です」と伝えると、男性スタッフの口から驚きの言葉が発せられるではありませんか。
「あっ! じゃあ、僕のポイントカードにポイントを付けておきますね!」

呆気に取られて帰宅

思いがけぬ発言にビックリする知人女性でしたが、男性スタッフはお構いなしで財布からポイントカードを取り出すと「5万円分のポイントって、大きいですよね〜」とハシャいだ口ぶりで、自身のカードをスキャナーでスキャンしました。
勿論この間、客である知人女性は待ちぼうけです。

「こういう店員さんがいるなんて」と思いつつ、呆れる余りに声を掛けることすら出来ない知人女性。
そして商品を受け取ると、速やかに店を出て帰宅しました。
「なんだか、このお店にはもう来る気がしないわね……」
そう思った知人女性はそれ以降、その店舗には行かなくなったといいます。

当然の結果

それからしばらくして、知人女性は友人の娘さんが例のチェーン店で働き始めたとの話を聞きました。
「ひょっとして、まだあの男性スタッフがいたりして……」と心配になった知人女性が、娘さんに質問してみると、娘さんの口からこのような回答が発せられます。

「実はその人が解雇された代わりに、私が働き始めたんですよ! 優しいお客さんは見て見ぬフリをしてくれたけど、さすがにクレームが頻発したみたいです」とのことでした。
ポイントを無駄にするのはもったいないと思ったのかもしれませんが、サービス業に従事するからには、自分本位でなく、お客さんファーストの対応をするべきですよね。

何はともあれ、これで知人女性も安心して、そのチェーン店を訪れることができるようになって良かったですね!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子