厚生労働省が公開した「人口動態統計速報(令和5年12月分)」によると、2023年の婚姻数は48万9281組で、90年ぶりに50万組を下回りました。まさに「結婚氷河期」ともいえる昨今ですが、「本気になれば、誰でも2年以内に結婚出来ます!」と話すのは、1300組を結婚に導いた婚活スペシャリスト・佐藤律子さん。今回は、20年以上の経験で培った婚活で成功するノウハウを、自著『2年以内に幸せをつかむ 大人婚活完全ガイド』から、一部引用、再編集してお届けします。

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「普通の男性を探している」と言いながら、かなり高スペックの男性を求めていない?

40代の婚活女性が求める「普通の男性」とは、年収が500万円以上で、学歴は最低でも大学卒業で、身長は165cm以上で、正社員として勤務していて、長男でないことです。

年収500万円は、都市部在住で子どもを一人か二人育ててもギリギリ専業主婦でいられるラインです。夫の収入をメインにして、自分はパートなどで働き、ちょっとした贅沢品を買える生活ができるといったイメージでしょう。

学歴は最低でも大学卒業を求めるのは、女性の高学歴化が進み、価値観や会話の内容やテンポが、同じか少し尊敬できるくらいを望んでいるからでしょう。

身長は165cm以上という条件は、自分より身体が大きい男性に頼りがいやたくましさを感じることと、子どもへの遺伝を考えている可能性もあります。