東京電力・福島第一原子力発電所の2号機で予定されている、燃料デブリの試験的取り出しをめぐっては、格納容器内部につながる配管に溶けたケーブルが詰まり、ロボットの進路をふさいでいた。

そのため、東京電力は作業の着手を2024年10月末まで延期。
堆積物の除去を進めながら、当初予定していた大型のロボットより狭い範囲を通過できる釣り竿型のロボットを新しく作っていた。
そのなか、5月13日に除去作業が完了し大型ロボットも釣り竿型ロボットも通過できるようになったという。

試験的な取り出しは、当面「釣り竿型」で行うが、大型ロボットでの作業も予定している。