アラエスが1試合4安打、7試合連続マルチ安打をマーク

■パドレス 7ー3 レッズ(日本時間23日・シンシナティ)

 今季様々な記録で1位に立つドジャース・大谷翔平投手を、“猛追”する打者がいる。パドレスのルイス・アラエス内野手は22日(日本時間23日)の敵地・レッズ戦で5打数4安打をマーク。打率はリーグ4位の.330、安打数ではメジャー1位の大谷に2本差と迫っている。

 27歳のアラエスは昨季、6月下旬まで打率4割をキープ。キャリアハイの打率.354で2年連続となる首位打者に輝いた。同じ“安打製造機”のイチロー氏(現マリナーズ球団会長付き特別補佐兼インストラクター)も、アラエスの打撃を評価している、2022年には対面を果たし、アラエスも感激していた。

 今季は所属していたマーリンズが地区最下位に沈んでいたこともあって、4日(同5日)にパドレスへトレード移籍となっていた。

 移籍した時点では打率.299も、スター軍団の中で1番打者を務め、状態は上向き。14日(同15日)から7試合連続でマルチ安打を継続中だ。メジャーには最多安打というタイトルは設けられていないものの、68本で大谷に2本差に迫っている。

 首位打者争いでも浮上してきており、好調を維持できれば大谷にも一気に迫りそうだ。ネット上のファンも、安打製造機の成績に注目。「アラエスがいつのまにか背中に迫ってきてる」「さすがとしか」「アラエス当たり前のように4安打」「アラエス最高すぎる」「アラエスの成績がエグすぎるな。大谷の安打数あっさり抜かれそう」「いつの間にか打率.330まで跳ね上がった。恐ろしい勢い」などとコメントしていた。(Full-Count編集部)