仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、読者や文房具ファン、一般ユーザーによる厳正なる投票で決定する「文房具総選挙」。12回目となる今回は、全9部門・100点もの文房具がノミネートされました。ここでは【特別部門】「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の結果をお伝えします。

文房具総選挙が始まった2013年以降に登場し、いまも支持され続けるプチロングセラー。トップは、投票期間後半にごぼう抜きした、次世代を予感させるIoT文房具だった

 

【第1位】

勉強に遊びの要素をプラスして子どものやる気スイッチをオン!

コクヨ
しゅくだいやる気ペン
参考価格7599円

専用スマホアプリと同期させることで、子どもの勉強の習慣化を促すIoT文房具。本品をセットした鉛筆を使って勉強すると「やる気パワー」が溜まり、アプリ内のキャラが力を得てステージを進んでいく。

 

【第2位】

ページの端まで快適に書けるリングノート界の革命児

コクヨ
ソフトリングノート
297円(カラフル・A7変型)〜803円(ビジネス・セミB5)●写真は「ソフトリングノート(カラフル)」

手が乗り上げても痛くない、「やわらかリング」を備えたノート。通常文房具の開発期間は1年程度だが、本品は3年かけて開発された。左のページを使うときも、リングを気にせずページの端まで書ける。

 

【第3位】

使い続けると富士山が現れる使って楽しい消しゴム

プラス
エアイン 富士山消しゴム
各242円

「文房具総選挙2020」の大賞受賞商品。2層構造の樹脂で構成され、バランス良く消すと先端が削れて富士山が姿を現す。消すたびに表情が変わり、消す作業自体が楽しくなる。消字力の高さも魅力。

 

【第4位】

乾かないインクで水性ペンの常識を覆した名品

ゼブラ
クリッカート
各110円

空気中の水分を吸収して乾燥を防ぐ「モイストキープインク」を搭載し、ノック式が可能になった水性カラーペン。モイストキープインクは、書く・消す部門第5位の「クリックブライト」でも使われている。

 

【第5位】

「書く」と「消す」を高レベルで両立した元祖

トンボ鉛筆
モノグラフ
各440円 ●写真は「『モノグラフ』0.5/0.3mm芯」

2014年に「モノ消しゴム」を内蔵したシャープペンとして誕生し、のちにボールペンなど派生商品を多数展開。製図ペンさながらの筆記面を見通しやすくしたペン先が特徴で、精密筆記が得意だ。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

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