『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2024年5月22日)
Bブロック公式戦 ○ロビー・イーグルスvsドラゴン・ダイヤ×

 ダイヤ悪夢の6連敗。イーグルスが5勝目を挙げてBブロック単独首位で高橋ヒロムとの8戦目に臨むことになった。

 元IWGPジュニア王者・イーグルスはここまで3勝2敗。この日、フランシスコ・アキラの左ヒザ負傷による欠場が発表され、5・28沼津大会で予定されていた公式戦が不戦勝に。勝ち点8でダイヤとの7戦目に臨んだ。

 開始早々、イーグルスがロン・ミラー・スペシャルを仕掛けたが、さすがにダイヤも決めさせず。ラ・ケブラーダで先制すると、DDDDTを仕掛けたが、阻止したイーグルスはリバースインディアンデスロック、低空ドロップキックと足攻めを展開して主導権を握った。

 負けじとダイヤもエプロンからのロープ越しキリモミ式ボディプレスで反撃を開始。ドラゴン・キッドばりのデジャヴ、その場飛びムーンサルトの波状攻撃に出る。レプテリアンラナ、ロン・ミラー・スペシャル、ターボバックパックと互いの得意技がことごとく不発に終わる読み合いから、ミステリオラナで丸め込んだダイヤがターボバックパックをダブルコークで切り返した。

 すかさずダイヤがDDDDTで勝負をかけたが、イーグルスが変型ニークラッシャーで切り返した。トラースキックでダイヤの動きを止め、スワンダイブ式ミサイルキックで左ヒザを射抜くと、ついにロン・ミラー・スペシャルで捕獲。ダイヤをギブアップに追い込んだ。

 イーグルスが足攻めを完遂して5勝目を挙げた。公式戦は残り2試合で次戦は5・26代々木大会。ヒロムとの対戦を控える。「ヒロム・タカハシ、覚悟しておけ。Limb Reaperの第2ラウンドだ」と宣戦布告したイーグルスは今大会を終えてBブロック単独首位に浮上した。一方、6連敗となったダイヤの次戦はIWGPジュニア王者・SHOとの対決となる。