元衆院議員の金子恵美氏が14日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金・後9時)に生出演。ドジャースの大谷翔平が米雑誌「ザ・ニューヨーカー」の表紙にイラストで登場したものの、胴長短足に描かれた上、ユニホームのポケットにドルの札束が入っているなど、風刺画ではなく、大谷に対する嫌みや誹謗(ひぼう)中傷味なのではという声も上がっている件について、私見を述べた。

 この日の番組では、「ザ・ニューヨーカー」が風刺的なイラストを表紙に採用することで知られ、ドジャースのユニフォーム姿でバットを振り抜く背番号17の大谷のイラスト、「ショータイム」と命名された絵を描いたのが米画家のマーク・ウルリクセン氏であることを紹介。

 この表紙について「こういう絵を描く方だと言われたら、そういうテイストの方なんだなと思うけど、やっぱり、ここまでして描かないといけないくらい大谷が完璧なのかなと、逆に」と金子氏。

 「大谷さんがスタイルも完璧だし、何をやっても完璧だから、こういう風にいじってやりたいという感覚で描いてるのかなって。特徴と言われたらそれまでだけど」と続けると「お金に関しては、日本人からすると、大谷さんって野球一筋で努力もした人で、子どもたちにもグローブを与えたりとか人間性も素晴らしいって思ってますけど、アメリカの方からすると、契約金とか水原一平とか、そっちの方のお金にまつわるニュースばっかりと、もしかしたらアメリカでは認識されてるから、こういう描かれ方をするのかなとも思います。アメリカと日本の大谷さんへの認識の違いが、ここに出ている気がします」と私見を述べていた。