【ドーハ(カタール)17日=後藤亮太】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア杯に出場しているU―23日本代表が17日、初戦の中国戦(1〇0)から一夜明け、一部選手で練習を行った。

 中国戦の前半17分に左肘を振ったプレーがVARの末、レッドカードと判定されて退場となったDF西尾もグラウンドでの練習に参加。その後、取材に応じ「自分のせいでチームを苦しめたのは結果を見て、そうだと思いますし、本当に反省しないといけない、軽率な行動だったと改めて思いましたし、自分も映像を見て、やってはいけない行為だったと本当に反省しました。まだ処分は決まっていないですけど、自分の出来ることをただサポートするしかないと思う。改めて信頼を裏切ったのは事実ですし、取り戻せるように、いちから自分の行動を改めてやっていかないといけないと思います」と話した。

 それでも、日本は10人で1点のリードを守り抜き、1―0で白星発進を決めた。試合後にはチームの前で謝罪したことを明かし「みんなには頭が上がらないという言葉と、本当に感謝しかないです。勝利が出来たのは仲間のおかげです。チームメイトも『全然問題ないよ』と励ましてくれましたし、本当にその言葉で救われました」と感謝した。