◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(17日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が、日本ハムからエンゼルスに移籍した18年にエ軍監督だったマイク・ソーシア氏が始球式で捕手役を務めた。

 大谷にとってはメジャーでも二刀流として成功する上での礎を築いた恩師。今でも大谷のことは気にかけているようで、プロスポーツ最高となる10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)の巨大契約でドジャースに移籍した今季も「彼はきっとMVPを取るような数字を出すだろう。さらに、みんなが彼の様子を日々見ることができる。彼がどのようにチームの勝利を助けるのか、単に安打を打つだけでなく、ベース上でどうするか、どう走塁するかなどをね。彼はたくさんのポジティブなことを毎日のラインナップにもたらすと思うよ」と期待をかけた。

 また、違法賭博疑惑でド軍を解雇となり、銀行詐欺容疑で訴追された大谷の元通訳・水原一平容疑者とも親交のあったソーシア氏。「私はそのことについてはあまり知らない」と言及は避けた。