今季終了後に主力の大規模な刷新を断行すると見られているマンチェスターUだが、生え抜きスター選手のイングランド代表FWマーカス・ラシュフォード(26)は残留の見込みが強くなっていることが明らかになった。

 米スポーツチャンネル『ESPN』の電子版が報じたところによると、ラシュフォードの残留はマンチェスターUの希望ではなく、単純に7000万ポンド(約140億7000万円)の高額移籍金が障害となっているようだ。

 実際、マンチェスターU側はラシュフォードに対する移籍オファーを受け、売却する方針だったが、関係者によると日本円にして140億円の移籍金を26歳イングランド代表FW獲得で支払う相手が”見つからない”という。

 また1040万ポンド(約20億9040万円)という高額年俸もネック。昨夏までは資金力のあるパリSGがエムバペの後継者としてラシュフォードに白羽の矢を立てていたというが、今季の40試合の公式戦出場でわずか8ゴールという成績が影響して獲得を見送り。他に移籍金と年俸が高額なマンチェスターUの生え抜きストライカーを獲得しようと試みるクラブが見当たらないことが来季以降の残留の大きな理由となっている。