◆陸上 関東学生対校選手権第2日(10日、東京・国立競技場)

男子1部1500メートル決勝が行われ、日体大の高村比呂飛(4年)が3分45秒65(記録は速報値)で大会連覇を果たした。

 2位は3分46秒30で、中大の中野倫希(4年)。3位は3分46秒49で順大の塩原匠(3年)だった。

 関東学生対校は1919年に第1回が行われ、今年が第103回。1920年に始まり、今年1月に第100回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催され、各種目1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。1部と2部は短距離などを含めた総合力で決まるため、青学大、駒大、国学院大など長距離をメインに強化している大学は2部に属している。女子はすべての学部生が1部、大学院生が2部で争い、入れ替えはない。